TFT ACADEMY · 実戦ノート執筆・訳注

ロールダウン・プロトコル

42(4-2)のロールダウンを毎回同じ精度で実行するための、準備・実行・撤収・装着の4フェーズ手順。ミスの9割は「不要ユニットを売り忘れる」ところから始まる。

出典TFT Academy 解説動画
対象4-2 レベル8ロールダウン
核心即オープンセル
訳注 — 動画内では新メカニクスの購入枠を「charm」と呼んでいるが、これは他コラムで扱っている「ウィスプ」と同一の仕組み。本稿ではウィスプに統一して表記している。
01

準備フェーズ

ロールダウン開始 前 にやること
02

実行フェーズ

ロールダウン開始 直後 の動き
最頻出ミス

絶対に使わないユニットを、他の何よりも先に即オープンセルする。これを怠るとベンチが埋まって身動きが取れなくなる「ベンチロック」が発生し、思考も混乱する。ダイヤ〜マスター帯やプロプレイヤーでも一番多いミスがこれ。売却はホットキー連打推奨(ドラッグより明確に速い)。

03

撤収ライン

0ゴールドまで回すとは限らない

レベル8で★2の4コスト前衛・後衛を確保し、必要なシナジーも発動できているなら、そこで止めて構わない。ペアを多く持っているならロールする価値が高く、ペアが全く無いなら我慢して自然に引くか、1ラウンド落としてから仕切り直す方が良いこともある。判断材料は主に2つ:

HP 高

GREEDY

★1のまま妥協してよい。数ラウンド落としても立て直せる。

HP 20〜30

NO-LOSS

1ラウンドも落とせない。上げられる★2は全て上げに行く。

04

残り5〜10秒ルール

ロールが終わっていなくても
05〜10 SEC

ロールを終えていなくても、この時間になったら手を止めて正しいユニットを盤面に並べ、前衛は前・後衛は後ろのざっくりした配置だけは済ませる。完璧な配置は不要。ドレイヴンのペアが引けていても、エルダーウッドやエクセキューショナーを発動するエズリアルを出し忘れれば、その1ラウンドを何の意味もなく落とすことになる。ゴールドを使い切れなくても、正しい盤面を並べることの方が価値が高い。高いレートでは1ラウンドの差が複数の置き順を左右する。

05

装着シークエンス

戦闘中、アイテムを持たせる順番

新アイテムベンチのおかげで戦闘中もアイテムを装着できるが、順番を間違えると意味がない。後衛から装着し始めると、終える前にタンクが倒れて装着機会を失うことがある。

STEP 1

メインタンク

まずタンクに装着。ここが持ちこたえる間に残りを処理する。

STEP 2

メインキャリー

次に主力火力へ。タンクと並んで最重要の2枠。

STEP 3

それ以外

副キャリー・ユーティリティ・TGSなど残り全員。

戦闘開始時効果に注意 — クラウンガード、プロテクターズヴァウ、エルダーウッドエンブレムのような「戦闘開始時に発動する」アイテム/エンブレムは、カウントダウン中に装着を終えていないと効果を取りこぼす。これらは装着の最優先に回す。
06

実戦ログ

Rift Beast Cup 実戦例
4-2 ロールダウン所持 90G

ラックスの遭遇で追加エンブレムを得ており、アイテムもゴールドも潤沢な回。上記の手順通り「即オープンセル → 素早いオーグメント選択 → 高速ロール」を徹底したことで、90ゴールドという通常のロールダウンより明らかに多い金額でも、時間内にすべて使い切り、アイテムを装着し、正しい配置を完了できた。4-2は他のラウンドよりやや持ち時間が長いため猶予があるが、4-5などもっと早いタイミングの移行では、戦闘中にアイテムを装着したりゴールドを多少残したまま止めたりする判断が必要になる。

One Rule

この動画から一つだけ持ち帰るなら——ロールダウン開始時、絶対に使わないユニットを即座にオープンセルすること。それだけで実行速度も正確性も大きく変わる。